FXで知っておきたい用語の意味を簡単にわかりやすく解説しました。FXを行うならこれくらいの用語は知っておいた方がいいと思える用語です。すべてを網羅しているわけではありませんが、ご参考になれば幸いです。



あ行(あいうえお)

圧力(あつりょく)
相場で発生する力や勢い
買いの圧力が強い→買いの力、買いの勢い
売りの圧力が強い→売りの力、売りの勢い

移動平均線(いどうへいきんせん)
最も有名なテクニカル分析ツールのひとつです。英語では「Moving Average(MA)」という。
移動平均線は、分・日・週・月などの値動きを平均化することによって慣性の法則を引き出し、移動平均線の傾きでトレンドを確認する目的で利用しているトレーダーが多い。

インジケーター
テク二カル分析をおこなう際に、チャート上に表示する分析ツールのこと。よく使われるインジケターとして、移動平均線やMACD、RSI、ボリンジャーバンドなどがある。メタトレーダーには様々な種類のインジケーターが標準で組み込まれており、これらのインジケーターは相場の予測を目的として使用されている。

陰線(いんせん)
ローソク足チャートにおいて、「下降」を示すローソク足。
始値より終値が低い場合に陰線となり、始値より終値が高ければ陽線となる。

売り
基軸通貨を売って決済通貨を買うこと。
例えば、日本円の通貨ペアは「ドル円」と表記し、左側の通貨(この場合はドル)を「基軸通貨」、右側の通貨(この場合は円)を「決済通貨」という。「ドル円を売る」というのは、ドルを売って日本円を買ったという意味になる。
外国為替取引は、「買い」からでも「売り」からでも始められるため、為替レートの変動に合わせてタイミングを掴むのがポイント。

エントリー
FX において、取引を開始すること。

円安
円の価値が他国の通貨より下がること。
例:昨日1 ドル=100 円だったものが、今日は1 ドル=120 円になった場合
昨日は1 ドルを得るために100 円支払えばよかったのに、今日は120 円支払わなければならなくなった。1ドルを得るために昨日よりも多くの円が必要になったということはそれだけドルに比べて円の価値が下がったということ。

円高
円の価値が他国の通貨より上がること。
例:昨日1 ドル=100 円だったものが、今日は1 ドル=80 円になった場合
昨日は1 ドルを得るために100 円支払っていたのに、今日は80 円だけ払えばよくなった。1ドルを得るために必要な円が昨日よりも少なくなったということは、それだけドルに比べて円の価値が上がったということ。

押し目
上昇している相場が一時的に下落し、再び上昇していく時の、その一時的な下落のこと。
上昇相場に一時的に売り注文が入って調整(下落)している所。

押し目買い
上昇している相場が一時的に下落しているポイント(押し目)で買っていくトレード手法。
上昇トレンド相場でトレードする際の基本となるエントリーポイント。

終値
その日の取引終了時点の価格のこと。
外国為替市場には取引所がないため、取引終了時間の値段が終値というわけではない。
世界一般的には、1 日はニューヨーク市場の終了(NY 時間で17 時)を基準に区切っている。
日本時間で言うと終値は午前6時59分59秒の値段。(サマータイム中は午前5時59分59秒)。
ただし、日本のFX 業者の月曜日の取引開始時刻は、午前7 時(1年中同じ)である。1日単位だけでなく、1週間、1ヶ月、1年で区切った場合も「今週の終値」「今月の終値」「今年の終値」という言い方をする場合もある。



か行(かきくけこ)

買い
基軸通貨を買って決済通貨を売ること。
例えば米ドルと日本円の通貨ペアは「ドル円」と表記し、左側の通貨(この場合はドル)を「基軸通貨」、右側の通貨(この場合は円)を「決済通貨」という。
「ドル円を買う」というのは、日本円を売ってドルを買ったという意味になる。
対義語は「売り」。
外国為替取引は、「買い」からでも「売り」からでも始められるため、為替レートの変動に合わせてタイミングを掴むのがポイント。

介入
この教材では「為替介入」という意味で使う。
自国通貨の為替相場が急激に変動した時に、国や地域の中央銀行や財務省等の通貨当局が、外国為替市場で通貨を売買し、相場を安定させようとすること。

外国為替市場
外国為替取引が行われる場の総称。
外国為替を扱う銀行、政府や中央銀行、外国為替銀行の顧客の3 者が外国為替市場の参加者である。
外国為替市場は、主に2 つの種類に分けられ、1つは、銀行同士が取引するインターバンク市場(銀行間市場)、もう1つは、銀行と顧客が取引する対顧客市場である。

加重移動平均線
移動平均線の種類の1 つ。英語で「Weighted Moving Average」という。
直近の価格に比重を置いている移動平均線。単純移動平均と比べて直近の動きに敏感に反応するため、トレンドの転換を早めに確認できる。

為替
為替手形や小切手、郵便為替、銀行振込などの、現金輸送を伴わない金銭の決済の方法。
遠隔地への送金手段として、現金を直接送付する場合のリスクを避けるために用いられ、特に輸出入をする際に用いられている。

為替ディーラー
金融機関(銀行)や企業に所属し、外国為替取引を行う職業。

逆張り
相場のトレンドの方向性とは反対方向へ売り、もしくは買いで取引を行うこと。
相場が上昇している時に売りで取引を行う、または相場が下落している時に買いで取引を行うと、「逆張り」で取引を行ったということになる。対義語は「順張り」。
一般的には、順張り手法に比べると利益は大きいが、勝率は低いと言われている。

逆指値
現在のレートよりもより高い値段になれば買う、より安い値段になれば売る、という注文方法。
損切りラインとして逆指値を設定しておくと、自分が相場を見ていない間に急激な値動きがあったとしても、自動的にポジションを決済してくれるので、損失を限定させることができる。FXにおける重要なリスク管理方法の1つ。

キャリートレード
長期的にトレードを行う手法。月に1度、もしくは数ヶ月に1度のトレード回数になる。
トレードにあまり時間を取られないことと、売買回数自体が少ないので、通常は負ける確率も低い。主に、スワップ金利を目的としたエントリーと決済を行う。

グランビルの法則
ジョセフ・グランビルが考案したとされる、移動平均線から売買のタイミングを判断する方法。
移動平均線と為替レートの位置関係によって、売りポイントと買いポイントをそれぞれ4 つずつのパターンにまとめたもの。
ジョセフ・グランビルは移動平均線を考案した人物でもある。

クロス円
米ドル以外の外国通貨と日本円の通貨ペアのこと。(例)英ポンド/日本円、ユーロ/日本円、豪ドル/日本円

経済指標
各国の公的機関が発表する、物価、金利、景気などの経済状況を構成する要因を数値化したもの。
経済指標を見れば、過去と比べて景気がよくなったのか、悪くなったのかがひと目でわかる。
経済指標が予測より良い結果となれば、その国の通貨が上昇する要因となるし、予測より悪い結果となれば、その国の通貨が下落する要因となる。(例)日経平均株価、日銀短観、米国雇用統計

決済
買いポジションを持っているのならそれを売る、売りポジションをもっているならそれを買い戻すことで、損益を確定させること。

下落
相場が下へ下がっていくこと。売りの圧力が効いている状態。
対義語は「上昇」。

ゴールデンクロス
主に移動平均線やMACD といったテクニカル指標を使用する際に見られる、相場の方向性や転換予測をするための、インジケーターの判断方法の一種。「買い」のサインとして知られている。
移動平均線の場合、短期移動平均線が長期移動平均線を下から上に抜けることを意味する。

豪ドル
オーストラリアで使われている通貨。
高金利通貨なので、スワップを狙うトレーダーに人気。


さ行(さしすせそ)

裁量トレード
自分の知識と経験をもとにトレード戦略を立てて、売り買いの判断を自分で行うトレード手法。多くの個人投資家が行っている一般的な取引手法。

指値
現在のレートよりもより高い値段になれば売る、より安い値段になれば買う、という注文方法。
相場にエントリーした状態で、指値を設定しておくと、自分が相場を見ていない間に自分に有利なように相場が動いた時でも、自動的にポジションを決済してくれるので、利益を確定させておくことができる。

サポートライン
相場の安値圏に引いたラインのことであり、買い圧力が売り圧力を上回っている価格水準・領域のこと。
相場が安値をつけるごとにラインを引いていくと、いくつかの安値が同じラインで下げ止まっていることがある。これがサポートライン。
サポートラインは、下落していく相場において抵抗となるラインである。
例えば、相場がサポートラインにタッチした時、サポートラインに支えられて上昇していけば、この後相場はしばらく上昇していくと考えられるし、サポートラインより下に相場が下落していった場合には、この後の相場は下落が続く可能性が高いと考えられる。

三角保ち合い
相場が上げ下げを繰り返して、あまり値動きがない状態。
チャートの形状が、先細りになり三角形のように見えるため、このような名称がついた。「トライアングル」とも言う。
三角保ち合いは、買いたい人と売りたい人がせめぎあい、力が溜まっている状態。その状態から相場が上下どちらかにブレイクすると、勢いがつき、一気に相場が動きやすい。

塩漬け
相場が予想とは反対方向に動き、含み損が大きくなったにもかかわらず、決済せずにポジションを持ち続けること。
相場が反転し、損を取り戻せるだろうという期待からポジションを持ち続ける人が多いが、多くの場合、損失を回復させるのは難しいので、塩漬けをすることはオススメしない。

時間足
値動きを一定の間隔で区切ったチャートのこと。
1 分足、5 分足、15 分足、1 時間足、4 時間足、日足…など、様々な時間足がある。
ローソク足チャートで言うと、1 分足は1 分でローソク足1 本が形成されるし、日足は一日かけてローソク足1 本が形成される。基本的にはどの時間足も同じ値動きを表示していることになる。

時間軸
時間足と同じ意味。

資金量
FX の証券会社の口座に入金している金額。
入金している資金量が多いほど、ロット数を上げて取引できるようになる。
しかし、ロット数を上げて取引するということは、損失を出してしまったときに、失う金額が大きくなってしまうということである。
初心者は、自分が失っても許容できる範囲の少額の資金量からトレードを始めることをオススメする。

資金管理
損失が出てしまった際に失う金額を自分でコントロールすること。
大きな損失を抱えて資金がなくなり、次のトレードが行えない…などということを避けるために行う。
自分がどのくらいのリスクなら取れるのか、どのくらいの金額なら失っても大丈夫かを考え、レバレッジの調整と損切りラインの設定によりコントロールする。

シグナル配信
シグナル情報をメールなどで利用者に配信すること。
「10 時にドル円は買い」「今ユーロドルは売り」などといった内容で配信されることが多い。

市場
FX においては、外国為替市場のこと。
為替取引には、株式市場のような具体的な取引所はないため、都市名や地域名で呼ばれている。
ロンドン市場、ニューヨーク市場、東京市場が世界3 大市場であり、その中でもロンドン市場が最大の取引高を誇る。株式市場と違って、土日を除いて24 時間、取引ができることも特徴。

指数平滑移動平均線
テクニカル指標の1 つ。単純移動平均線(SMA)の欠点を補うために改良された移動平均。
直近の価格に比重を置いた移動平均線で、通常の単純移動平均線と比べて直近の動きに敏感に反応するため、トレンドの転換を早めに確認することができる。

順張り
相場のトレンドの方向性と同じ方向へ売り、もしくは買いで取引を行うこと。
相場が上昇している時に買いで取引を行う、または相場が下落している時に売りで取引を行うと、「順張り」で取引を行ったということになる。対義語は「逆張り」。一般的には、逆張り手法に比べると利益は小さいが、勝率は高いと言われる。

ショート
「売り」という行為のこと。
「ドル円をショートで」と言ったら、ドル円相場に売りエントリーしたということ。反対に「買い」はロングと言う。

証券口座
FX の取引を行うために必要な口座。
口座に現金を入金することで、その現金を担保に外国為替証拠金取引を行うことができるようになる。

証拠金
トレードで大きなお金を動かすために最低限必要な担保金。証拠金が足りないと、トレードを行うことができなくなる。ロットを上げてトレードすればするほど、必要な証拠金の額も増えてくる。通貨ペアのレートや証券会社の最大レバレッジによって、必要となる証拠金の額は随時変動する。ポジションを持った場合は、値段が固定されて変動しなくなる。

上昇
相場が上へ上がっていくこと。買いの圧力が効いている状態。

スイングトレード
中長期のトレードのこと。
1日~1ヶ月程度の間でエントリーと決済を行う。
ゆったりとしたトレードができるので、初心者がトレードに慣れるためには最適なトレード方法。

スキャルピング
デイトレードの中でもわずかな空いた時間で利幅を狙って、短時間で売買を繰り返す手法。
約1 分~60分の間にエントリーと決済を行う。

ストップ
「逆指値」のこと。
ストップを「損切り」という意味で使っている人もいるが、厳密にいうとそれは間違いである。

スプレッド
FX取引における外貨交換手数料のようなもの。FXでは通貨を買うときと売るときの値に差があり、その差額分をスプレッドという。スプレッドは証券会社の利益にあたる。

スワップポイント
金利のこと。
エントリーしている通貨ペアの、金利が高い方の通貨を保有している場合、その通貨ペア間の金利の差額がもらえるという仕組み。

相場
市場で売買されることによって決まる、その時々の外国為替などの値段や価格。
その時その時で値段が変動する。

損益
取引によって発生する利益や損失。

損失
取引によって資金を失うこと。
高く買って安く売ってしまった場合、安く売って高く買ってしまった場合などに発生する。

損切り
損失が大きく増えてしまった場合に、それ以上の損失を防ぐため、損失を覚悟で決済して、取引を終了させること。ストップロスと言う場合もある。損切りを行うことで損失が確定してしまうため、損切りを嫌うトレーダーも多い。
しかし、何もしないでそのまま損失を大きくしてしまうよりは、早めに損切りを行って、損失を限定させた方が、資金を大きく減らすことを防ぐことができる。


た行(たちつてと)

ダウ理論
ダウ平均株価の考案者として、多大な功績を残した米国のジャーナリストのチャールズ・ダウが提唱した理論。テク二カル分析が発展する原点ともなった相場分析理論であり、主に6 つの基本法則により成り立っている。
1.ファンダメンタルズの材料は全て市場価格に織り込まれている
2.トレンドには3 種類ある
3.主要トレンドは3 段階から成り立っている
4.2つの株価平均は交互に確認されなければならない
5.トレンドは出来高でも確認されなければならない
6.トレンドは明確な転換シグナルが発生するまでは継続する

高値
ある一定の期間で取引された中で最も高い値段。

単純移動平均線
移動平均線の種類の1 つ。英語で「Simple Moving Average」という。ある一定の期間の価格(通常は終値)の平均を結んだもの。

チキン利食い
ちょっとした値動きでビクビクと怯えてしまい、目標金額に届く前に決済してしまうこと。チキン利確を繰り返しているとなかなか利益を増やすことが出来ない。

チャート
通貨の値動きを時間で区切って、グラフで表示させたもの。
各証券会社がそれぞれチャートを表示させる専用のソフトを提供している。無料で使える「メタトレーダー(MT4)」は人気の無料ソフトである。

チャネルライン
トレンドライン分析の一種。トレンドを包み込む形となる2 本で一組の平行線のことであり、チャネルとは細い水路を意味する。また、チャネルラインには上昇チャネルラインと下降チャネルラインの2 つがある。

直近高値
現在の値段から見て一番最近、相場が最高値をつけた位置。

直近安値
現在の値段から見て一番最近、相場が最安値をつけた位置。

通貨
国家などによって価値を保証された、決済のための価値交換媒体。
日本の場合は「円」、アメリカの場合は「(米)ドル」といった単位で表示される。
FXにおいては、「1000通貨」「10000通貨」など取引できる通貨の量を示す単位としても使われる。

通貨ペア
通貨と通貨の組み合わせのこと。
FXを行う際には、必ず通貨の組み合わせでやり取りされる。
代表的な通貨ペアは【ドル円、ユーロドル、ポンドドル】など。

デイトレード
1 日の中で売り買いを行い、その日の内にトレードを済ませる方法。
短期売買のため、基本的にはスイングトレードに比べて、小さな利幅を狙って利益を得る方法だが、ロット数をコントロールすることで、大きな利益も狙える。翌日にポジションを持ち越さないので、大きな相場の変動にすぐ対応できる。

テクニカル分析
テクニカル指標と呼ばれる、過去のチャートを参考にして、次の値動きの目安になる情報を計算する様々な方法やツールを使い、「過去の値動きのパターン」と「現在の値動きのパターン」を見比べて、今後の動きを分析する方法。
「その国が好景気だから…」「不景気だから…」ということはあまり考えずに、テクニカル指標や、実際の相場の動きを見ながら分析していく。テクニカル指標には無数の種類が存在しており、トレーダーによって、どれを使うのかは様々である。

デッドクロス
主に移動平均線やMACD といったテクニカル指標を使用する際に見られる、相場の方向性や転換予測をするための、インジケーターの判断方法の一種。「売り」のサインとして知られている。移動平均線の場合、短期移動平均線が長期移動平均線を上から下に抜けることを意味する。

デモ口座
証券会社が提供しているサービスで、架空のお金が入っている架空の口座のこと。
本物のお金を取引するわけではないが、実際の市場を見ながらFXトレードを体験することができる。

東京時間
東京市場で取引が行われる時間帯。日本時間では9時~17時。

トレード
取引のこと。FXにおいては、通貨を売買すること。

トレンド相場
上下、どちらか一方向に値動きが継続的に進む相場。
上昇トレンドの場合、買いポジションを持ち続けていれば、どんどん利益になる。
下落トレンドの場合は売りポジションを持ち続けるようにする。

トレンドライン
トレンド分析手法のひとつで、主に価格の方向性を捉えるために用いられる。
トレンド相場において、上昇トレンドなら安値と安値を結んだ線。下降トレンドなら、高値と高値を結んだ線のことを言う。

ドル
主にアメリカ合衆国で使われている通貨。
信頼性が高いので、国際決済通貨や基軸通貨として、世界で最も多く利用されている通貨である。
通貨単位としての「ドル」という呼び方はカナダドル、香港ドルなどいくつかの国や地域で用いられている呼称であるが、国の指定がない場合は、アメリカ合衆国のドルを示す。


な行(なにぬねの)

ナンピン
売買手法の一つ。相場が予想とは逆に動いた場合などに1ポジションあたりの平均取得価格が有利になるように追加売買を行うこと。
平均取得価格が低くなることで、その後の上げ幅が少なくても、利益が出せたり、軽微な損失で処分することが可能となる。
例えば、買いポジションを持っている時に相場が下落して評価損が出た場合、平均取得価格を下げるために、さらに買いエントリーを行ったりする。十分な資金量と資金管理を徹底した状況において行える手法であり、無闇に行うと損失を何倍にも増やしてしまうことになるので、注意が必要。

ニューヨーク時間
ニューヨーク市場で取引が行われる時間帯。日本時間では23時~7時(サマータイムは1時間早い)。

は行(はひふへほ)

バーチャート
相場の値動きを時系列に沿って表す手法の1つ。
高値と安値を縦線で結んだものに、終値を横線で書き足したもの。海外で広く使われている。

波形
相場の動きの軌跡を表現した言葉。
相場は一直線に動くことはなく、波打ちながら動く。これを、「波形」を描きながら動くと言ったりする。

始値
その日の取引開始時点の価格のこと。
外国為替市場には取引所がないため、取引終了時間の値段が終値というわけではない。
世界一般的には、1日はニューヨーク市場の終了(NY 時間で17 時)を基準に区切っている。日本時間で言うと始値は午前7 時ちょうどの値段(サマータイム中は午前6 時ちょうど)。ただし、日本のFX 業者の月曜日の取引開始時刻は、午前7 時(1 年中同じ)である。
1日単位だけでなく、1週間、1ヶ月、1年で区切った場合も「今週の始値」「今月の始値」「今年の始値」という言い方をする場合もある。

ヒゲ
ローソク足チャートにおいて見られる、上と下に伸びている線のこと。
上に付いているヒゲを「上ヒゲ」、下についているヒゲを「下ヒゲ」という。
上ヒゲは、始値より高い値段で買われたものの、売り戻されて値段が戻ってきたことを示す。
下ヒゲは、始値より安い値段で売られたものの、買い戻されて値段が戻ってきたことを示す。

ピプス
外貨取引を行う際に使われる単位。対円も、対ドルも最小単位を1pipという。
円の最小pips は1 銭となり、100pips=1 円(100 銭)となる。
通貨ペアが多数あるため、pips という単位で表すことで、分かりやすく表現する。
例:ドル円のレートが1ドル=80.23 円の時、最後(小数第2 位)の3 銭=3Pipsと表現される。
ユーロドルのレートでは、1ユーロ=1.4325 ドルの時、最後(小数第4 位)の5 の部分=5pipsと表現される。
トレーダーは獲得利益を表現するときに○○pips 獲得と表現することが多い。

ファンダメンタルズ分析
主にその国の景気や投資環境、国の財務体質などの経済要因から、その国の将来を予測して、相場を分析しようとする方法。
FXにおけるファンダメンタルズというのは、「経済指標」や「要人発言(中央銀行総裁、財務大臣など)」が注目されることが多くなっている。

フィボナッチ
FX においては、テクニカル分析の手法の一つ。
フィボナッチ数とは、イタリアの数学者レオナルド・フィボナッチが研究した数列のこと。フィボナッチ数列によるテクニカル分析は、マーケットの値動きを自然現象の一部と捉え、複雑に見える動きの中にフィボナッチ数列に従う普遍的な秩序を見出そうというアプローチ方法。
フィボナッチ比率を用いたテクニカル分析には主に以下のようなものがある。
フィボナッチ・リトレースメント
フィボナッチ・アーク
フィボナッチ・ファン
フィボナッチ・エクスパンション
フィボナッチ・チャネル
フィボナッチ・タイムゾーン
フィボナッチ・グリッド

ブレイク
相場がそれまでの形から崩れること。相場の転換。
「レンジブレイク」や「トレンドブレイク」といったように使われる。
レンジブレイクは、レンジ状態の相場が上または下に大きく動き出し、レンジ状態でなくなること。トレンドブレイクは、トレンド状態の相場が今までとは反対方向に動き出し、トレンド状態でなくなること。

プロスペクト理論
2002 年にノーベル経済学賞を受賞したカーネマンにより提唱された理論。
金融市場を構成している投資家や、その他の参加者が生身の人間であることに注目して、その人間心理を通して市場動向を理解することを目指した行動ファイナンス理論である。

ポジション
相場にエントリーして、まだ決済をせずに保有している状態。
利益や損失が確定する前の状態のこと。
例えば、1万ドル買っている時は「1万ドルの買いポジションを持っている」という。
また、売り買いを一つもしていないときには、「ノーポジション」という。

ボラティリティ
価格の変動率。値動きの幅。

ポンド
主にイギリスで使われている通貨。短期的に激しい値動きをする特徴があるので、短期売買を行うトレーダーに人気がある通貨。


ま行(まみむめも)

マーケット
「市場」と同じ意味。

マージンコール
「追い証」とも呼ばれる。
FX において、口座に担保として預け入れた証拠金の総額が、相場の急激な変動等によって必要額より不足してしまった場合に、証拠金の追加預け入れを求める警告。基準は取引会社によって異なるが、証拠金維持率が50%~70%を下回った場合に、マージンコールがかかる場合が多い。

マーチンゲール
カジノ必勝法として長らく愛されてきた投資手法。
まず1単位賭け、負ければその倍の2 単位、さらに負ければそのさらに倍の4単位、と賭けていき、一度でも勝てばただちに1 単位に戻す、という手法のこと。試行回数に関係なく、勝った時には1 単位を得ることになる。
理論的には100%勝てるといわれるが、投資資金が瞬く間に増えていってしまう事で多くの破産者を出した法則としても知られている。

マインド
トレードをする上での心構え。
トレードは人間が行うものなので、ちょっとした心構えや心の動き一つが損益に直結する。
安定的に勝ち続けるためには、マインドが非常に重要な要素となる。


相場において、前の時間帯の終値と次の時間帯の始値で価格差が開くことで生じる、
ローソク足とローソク足が重ならない部分。突発的なニュースや事件などに市場が反応して、価格が大幅に動くときにも現れることがある。

マネーマネジメント
「資金管理」と同じ意味。

メソッド
方法。方式。トレードロジックのこと。

メンタル
「マインド」と同じ意味。

メンタルコントロール
メンタルをトレーニングし、毎日のトレードで身につけた技術や知識を最大限に活かせるように自分の心をコントロールすること。

戻り
下降していく相場が一時的に値上がりし、再び下落していく時の、その一時的な値上がりの事。
下落相場に一時的に買い注文が入って調整(上昇)している所。

戻り売り
下落している相場が一時的に上がっているポイント(戻り)で売っていくトレード手法。
下落トレンド相場でトレードする際の基本となるエントリーポイント。


や行(やゆよ)

安値
ある一定の期間で取引された中で最も安い値段。

ユーロ
主にヨーロッパで流通している通貨。
米ドルに次いで、第2の基軸通貨とよばれており、FX での売買比率も米ドルに次いで多い。

陽線
ローソク足チャートにおいて、「上昇」を示すローソク足。
始値より終値が低い場合に陰線となる。始値より終値が高ければ陽線となる。
対義語は「陰線」。

ヨーロッパ時間
ヨーロッパ市場で取引が行われる時間帯。日本時間では16時~24時。
圧倒的にロンドン市場での取引量が多く、1時間しか時差のない欧州はロンドン市場に組み込まれる形になる。

ら行(らりるれろ)

ラインチャート
相場の値動きを時系列に沿って表す手法の1 つ。
シンプルなチャートで、終値を先で結んだもの。瞬間的、短期的な値動きの方向性を明確に示す。

利益
FX においては、トレードによって得られる儲けのこと。

利確
「利益確定」を略した呼び方。

利益確定
含み益が出ているポジションを持った状態で決済を行い、利益を確定させること。
決済し利益を確定させることによって初めて儲けを得ることができる。

利益率
トレードした通貨量に対する利益の比率。
FXトレードにおいては利益率と勝率のバランスがとても重要である。

利食い
「利益確定」と同じ意味。

リスク
損害を受ける可能性のこと。
FXにおいては、為替市場の下落または上昇によって損失を被る危険性のこと。

リスクヘッジ
起こりうる様々なリスクを回避したり、その大きさを軽減するように工夫すること。

リミット
「指値」のこと。
リミットを「利益確定」という意味で使っている人もいるが、厳密にいうとそれは間違いである。

両建て
同一の通貨ペアで「買い」と「売り」のポジションを同時に持つこと。
相場が上昇しても下落しても儲けと損失が同額ずつ発生し、どちらか一方が優勢に立ちそうな場合にもう片方を手仕舞いするという手法。

レジスタンスライン
相場の高値圏に引いたラインのことであり、売り圧力が買い圧力を上回っている価格水準・領域のこと。
相場が高値をつけるごとにラインを引いていくと、いくつかの高値が同じラインで下げ止まっていることがある。これがレジスタンスライン。レジスタンスラインは、上昇相場において抵抗となるライン。
例えば、上昇相場において、相場がレジスタンスラインにタッチした時、その水準で抑えられて下落していけば、この後相場はしばらく下落していくと考えられる。逆にレジスタンスラインを突破して相場が上昇していく場合には、この後の相場はさらに力強く上昇していく可能性が高いと考えられる。

レバレッジ
実際に持っている資金よりも多くの通貨量をトレードすることを可能にする仕組み。
「てこ」という意味。
(例)1ドル100 円のとき、資金100 万円で1.0 ロット(10 万通貨)でトレードを行うと、1000 万円分の資金を動かせるため、レバレッジは10 倍となる。
計算式は
100 万円の資金で1.0 ロットの取引をした場合
1.0 ロット【10 万通貨(1,000 万円)】÷100 万円(資金)=10 倍
20 万円の資金で0.1 ロット(1 万通貨)取引をした場合
0.1 ロット【1 万通貨(100 万)】÷20 万円(資金)=5倍
と、表現される。

レンジ相場
相場の「上限」と「下限」がある程度決まった範囲で上げ下げを繰り返している、「横ばい状態」の相場。
FXの全体の相場の7~8 割がレンジ相場であるとも言われているほど、よく見かけるパターン。基本的には相場が反発して、下がり始めたら売る、上がり始めたら買う、ということを繰り返しながら利益を取っていく相場である。

ローソク足
相場の値動きを時系列に沿って表す手法の1 つ。日本人が発案したとされている。始値、終値、高値、安値を一つの足で表現している。

ローソク足チャート
「ローソク足」を使ったチャート。

ロスカット
含み損が大きくなりすぎた場合に、自動的に強制決済すること。
証券会社によって違うが、トレードする際に証券会社に預け入れている証拠金の維持率が20~30%以下に達するとロスカットが行われる場合が多い。ロスカットが行われると、証拠金の大半を失うことになるが、証拠金以上の損失が出ることを防ぐことができる。だが、相場が急激に動いた場合などにロスカットが間に合わず、本来のロスカットの基準から大きく離れてしまうことがある。このような時は、預け入れた証拠金以上の損失が発生することがある。証拠金に余裕ある取引を心がけ、ロスカットは極力避けるようにしたい。

ロット
トレードする上で、どれぐらいの資金で取引するか、その時の取引通貨量の単位。
1.0 ロット、0.1 ロットなどという。
通常、1.0 ロット=10 万通貨。
※1.0 ロット=1 万通貨としている証券会社もあるが、ここでは1.0 ロット=10 万通貨で説明する。
1.0 ロットの取引というのは、ドル円でいえば10 万ドル分トレードを行うこと。
1 ドル=100 円であれば、
0.1 ロット(1 万通貨)で取引すると、1 銭の値動きで約100 円の損益が出て、
1.0 ロット(10 万通貨)で取引すると、1 銭の値動きで約1000 円の損益が出ると覚えておくといい。

ロジック
「メソッド」と同じ意味。

ロング
「買い」という行為のこと。
「ドル円をロングで」と言ったら、ドル円相場に買いエントリーしたということ。
反対に「売り」はショートという。


英数字(ABC・123)

EA(Expert Advisors)
ロシアのMetaQuotesSoftware 社(メタクォーツソフトウェア社)が開発した、自動売買などの命令をコンピューターに出すことが出来るプログラム。自分で売買のルールを組み合わせてプログラミングすることで、オリジナルの自動売買ソフトを作ることができる。

EMA
「指数平滑移動平均線」と同じ意味。

Expert Advisors
「EA」と同じ意味。

FX
外国為替証拠金取引(margin Foreign eXchange trading)の略で、外国の通貨を売買して、利益を得る取引のこと。少額の証拠金をかけて、大きく外貨を運用することができる。

FOMC
連邦公開市場委員会と呼ばれる、米国における金融政策の最高意志決定機関のこと。
Federal Open Market Committee の略称。
FOMC は6週ごとに年8回開催され、マネーサプライの調節、金利、為替レート誘導などや公開市場操作の方針、米国の政策金利であるFF レートに関する議論が行われる。中央銀行による会合の中でも、特に注目度が高く、FOMC の発表があった直後は相場が大きく動くことがある。

LOT
「ロット」と同じ意味。

MA(Moving Average)
「移動平均線」と同じ意味。

MT4
メタトレーダー4 のこと。
ロシアのMetaQuotesSoftware 社(メタクォーツソフトウェア社)が開発した、無料で使える高機能FX トレードソフト。数百種類のテクニカル指標を自由に組み合わせることができ、世界でも愛用者の多いトレードソフト。

PIVOT
J・W・ワイルダーによって考案されたテクニカル指標。
前日の価格を用いて当日のサポート(支持)/レジスタンス(抵抗)水準を予測しようという指標。短期売買向けの分析指標といえる。

SMA
「単純移動平均線」と同じ意味。

WMA
「加重移動平均線」と同じ意味。

4本値
一定時間の取引のうち、最初に付いた値段(始値)、最も高かった値段(高値)、最も安かった値段(安値)、最終取引で付いた値段(終値)の4 つの値段のこと。