FXでのトライアングルは2種あり、上昇トライアングル（アセンディング・トライアングル）と下降トライアングル（ディセンディング・トライアングル）があります。上昇トライアングルとは、上昇トレンドの上昇後の持ち合いで出来る、上昇型のサインです。つまり強い上昇の途中で出来ます。
天井が水平線で底が安値切り上げのトレンドラインで作られる三角形持ち合いです。上限が綺麗な水平線になる事は稀ですので、ペナントとトライアングルは同じような戦略で判断すると良いです。
逆に下降トライアングル（ディセンディング・トライアングル）とは、下降トレンドの下落後の持ち合いで出来る、下落型のサインです。底が水平線で天井が高値切り下げのトレンドラインで形成される三角形持ち合いです。
しっかりとトライアングルの形成を把握して、今後のトレードに生かしてください。トライアングルの詳しい解説をしていきます。
トライアングルの基本の形
上限３点と下限２点が無ければトライアングルのラインは引けません。上限３点と下限２点が出来ればラインを引くことが出来ます。
強い上昇後の高値圏に出来ることが多い為、Aの押し目からBの押し目までの高低差が有る事（A＜B）Dの高値とEの高値に高低差が有る事（D＜E）※下降トライアングルはこの逆です。
基本のエントリー方法
上昇トライアングルはペナントと同系ですのでエントリー方法もペナント同様です。
エントリー方法
①上昇トライアングル狙いの下限での押し目買い
②上昇トライアングル上限上抜け後の押し目買い
※下降トライアングルはこの逆
上昇トライアングルのターゲットには色々な考え方が有りますが、上昇ペナントと同様の考え方ですのでそちらを参考にしてください。ターゲットはあくまで決済ポイントで有り、ショートポイントでは有りません。
トライアングルでの応用エントリー
上昇トライアングルも上昇ペナント同様に確率的に上にブレイクしやすいですが、逆に下にブレイクする事も有ります。
上昇トライアングル下限と直近安値を下にブレイクする事によりトレンド転換のサインと見ることもできます。
エントリー方法
上昇トライアングル下限下抜け後の戻り売り
上昇トライアングルの場合は、上限が水平線なのでペナントのように騙しのフラッグになる事は無いのでトレンド転換の戻り売りは狙いやすいです。しかし、より確実に判断するには、上昇トライアングル下限で何度も反発しているトライアングルでトレードしましょう。
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